Safety Nipopon

活動実績紹介

防犯CSR取り組みレポート
労組と協働で全社一体となった防犯CSR活動を支援
明治安田生命保険相互会社
2017年3月3日
今回は明治安田生命保険相互会社 名古屋お客さまご相談センターの田中センター長にお話しを伺いました。
【防犯CSR推進会議レポーター(以下レポーター)】

明治安田生命様では、どのような防犯CSR活動を実施しているのですか?

【田中センター長】

地域の方々が安心して暮らせる地域・社会環境づくりに貢献したいという思いから、2014年9月より、「地域」に暮らす皆様を全国のMYライフプランアドバイザー(営業職員)が見守る「『地域を見守る』社会貢献活動」を明治安田生命労働組合と協働で実施しています。

【レポーター】

活動のきっかけは何だったのでしょうか?

【田中センター長】

当社は2006年6月から地域貢献活動の一環として、「子どもの命・安全を守る」活動に取り組んできました。この活動は子どもたちが登下校中に事件にあう事態を防ぐために、当社職員が地域の子どもたちを見守る活動です。一方、近年、超高齢社会や核家族化の進展等に伴うひとり暮らしのご高齢者等の増加をふまえ、地方自治体が地域に密着した事業者と見守りネットワークを組成する等、地域全体でご高齢者等を見守る取組みが推進されてきています。このような社会情勢をふまえ、当社では、これまでの「子どもの命・安全を守る」活動に「ご高齢者等の見守り」活動を加え、2014年9月から「『地域を見守る』社会貢献活動」として実施しています。

【レポーター】

なぜ全社で取組むことになったのでしょうか?

【田中センター長】

「子どもの命・安全を守る」活動は、もともと労働組合から発案された企画で、その後会社で全社的に取り組むことになりました。

【レポーター】

労働組合側からの発案をバックアップする仕組み作りができたことは大変素晴らしいと思います。具体的にはどのような活動があるのでしょうか?

【田中センター長】

活動の担い手である営業職員は、担当地域の最寄りの警察署・小学校・自治体等の緊急時連絡先を記入した「活動プレート」を携行しており、例えば営業活動中に、子どもを狙う不審者を発見した場合や、新聞がたまっている、あるいは洗濯物が干したままになっているお宅があるなど、訪問先で異変に気付いた際に、記入した連絡先窓口に通報します。この活動により、振り込め詐欺を未然に防止した事例もありますよ。

【レポーター】

会社の本業を通じてお客様の安心安全に貢献しているということですね。

【田中センター長】

全国規模で営業拠点を展開しているわれわれは、地域に密着することがとても重要です。そのため、各地でお客さまとの信頼関係を築くよう努めていますが、その一環として、日頃お世話になっている地域の方々への本業を通じたお返しという思いで、この活動を行っています。なお、当社の防犯CSR宣言は公式ホームページにも掲載しています。

【田中センター長】

今後、全国で防犯CSR活動が活性化すれば、たとえ小さな活動であっても、多くの意思が集まって地域の安心・安全に大きく貢献できるものと考えています。

↓明治安田生命 社会貢献活動のご紹介
http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/csr/society/index.html

取材を終えて

従来の枠にとらわれず、地域の安全のため、お客様の安心のための活動がますます広がることを期待しています。本日はありがとうございました。